LPはセールスレターでありません。
どんなに良い商品か、良いサービスかを長々綴っても「LPとしての役割」はセールスレターでは果たせていません。LPとは、縦長ページが特徴で見ている人が興味を持って読み進め、行動を起こして初めて役割を果たします。
まずLPをパッと見たときに、スクロールしてくれないと意味がないのです。
LPは、セールスレターのように文章で作るのではなく、ブロックで構成し作っていきます。LPよって構成されるものの順番やボリュームは違いはあっても「売れるLP」の構成はどんな業種業態のものでも概ね決まっています。
売れるLPを作るためのブロックは6つだと覚えておけば、それだけで必要な情報は漏れなく入れることができるでしょう。
下記6つの構成でできています。
- オファー(ファーストビュー)
- ベネフィット
- 社会的証明
- 緊急性
- 提供者情報
- CTA
1項目づつ詳しく説明していきます。
オファー(ファーストビュー)
LPに飛んできてくれた人が最初に目にするものがオファーであり、ここで興味を引きつければ下へどんどん読み進めていき、逆に「なんか違うなー」「私には関係ないな」と思われてしまえば戻るボタンで離脱してしまうでしょう。
その次にどんな気合の入ったコピーを長々続けても、読まれもしません。
「刺さるオファー」がLPの全てと言っても良いほど大事な部分です。
オファー弱いと、良いサービスであろうと良いコピーを書いてもデザインが素晴らしくても、カバーできないほど大切です。
ベネフィット
お客様はそのベネフィットが欲しいから情報を探して、まさに今LPを読んでくれています。しっかりベネフィット=あなたが得れる将来を伝えていくことが大切です。 「このオファーを手に入れたらこのベネフィットが手に入る」ことを分かりやすく伝えなければなりません。 このオファーでこのベネフィットが手に入ります、なぜならこんな理由だからです、という内容をLP内で伝えお客様にコンバージョン(行動)してもらうのが目的です。
社会的証明
LPを見てくれた人は、街で初めて会った人と同じで、いきなり私のことをとにかく信用してくださいと言っても怪しいだけです。
初めて会った人に、信頼してもらえるだけの「社会的信頼」がある証明が必要なのです。過去の実績やお客様の声やアワードなどがあれば、それを見た人は「安心」できてサービスも信用してくれます。
同一の商品をAmazonで購入しようとしている時、レビューが一件もないものとレビューが1000件あるものなら、同じ商品でもあなたはどちらを購入するでしょうか?
緊急性
今初めて会ったばかりのお客様は「オファー」内容に興味があってたまたまこのLPに飛んできてくれただけで、あなたのサービスや商品を検索してこのLPにたどり着いた訳ではありません。
このLP内でどれだけ信頼してもらうことができて、コンバージョンしてもらうかが勝負であり、一度離脱されたら2度とこのページには戻ってこないでしょう。気になったとしても、同じようなサービスや商品があれば他のものを申し込んだり購入する可能性が高いのです。 「今ここで」アクションを起こしてもらうために「緊急性」がポイントとして必要です。
後回しにされたら終わりで、忘れられるか他のサービスを申し込むかとにかくまたこのLPに戻ってくる可能性はゼロに近いのです。
提供者情報
社会的証明と同様で、お客様からの信頼を獲得するには「怪しい者ではありません、怪しい会社ではありません」とういうことを伝えなければなりません。 経歴や、サービスの内容、提供者の顔写真は載せる必要があります。
CTA
LPを見ている方はどんな状況でいるでしょうか?
スマホを片手にテレビを見ているかもしれません。移動中かもしれません。
集中してLPを熟読している訳ではないのです。
どのように申し込むのか、子供でも分かるように目立つボタンやアナウンスがとても重要なのです。
まとめ
業種業態によって、どの情報に重きを置くのか、ボリュームを持たせるのかは変わります。
しかし、必要なブロックは上記の通り決まっており、そのままその通り肉付けをしていくだけで「売れるLP」を作ることができるのです。
もし反応が悪いのなら、「オファー」が弱いのかもしれません。ここは他ではカバーできないので、ABテストする際は先にオファーでテストしながらサイクルを回していく必要があります。
売れるLPを作れば、集客に苦労することなくビジネスが変わっていくので、ぜひこの6つの構成を参考にして原稿を作ってみてはいかがでしょうか。