一言に「ウェブサイトを運用する」と言っても、漠然としていて何から始めて良いか分からなかったり、効果的な施策のための専門知識もなく不安という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、「web担当者」になったらどんなことをしたら良いのか、簡潔に説明します。
webサイト運用の目的(役割)を知る
「webサイト運用の目的(役割)」とは、自社の顧客になりうるユーザーとの信頼関係を構築し、関係を維持するためにあらゆるコミニュケーションを行い、改善を繰り返すためのツールがウェブサイトの大きな役割と言えます。
単に商品を販売し購入できるサイトやお問い合わせを受け付けるだけのものではなく、競合他社との差別化を図り顧客との信頼関係を構築することで新商品や新サービスも「あの会社のサービスなら安心」と強固なリピーターを増やすことができ安定的な収益を生み出すことができるのです。
そんなウェブサイトが出来上がれば、何人分もの敏腕営業マンと同じ働きをし早朝も夜中も365日働き続けてくれるのでwebサイト運用はとても大切な役割と言えますね。
現状の問題点や課題を把握する
自社のウェブサイトが敏腕営業マンに育つために、まずは何をすべきか「現状の問題点や課題」を把握する必要があります。
- コラムを運営しているがアクセス数が増えない
- サイト流入などのリサーチはしているが改善方法がぼやけている
- コンテンツの更新をしてもお問合せが増加しない
- サービスや商品の売上につながっている実感が全くない
問題点や課題を洗い出し原因はなんなのかを常に考える必要があります。
マーケティング方法は今まで通りで良いのか。
サイトのデザインは古くなっていないか。
キャッチコピーやコンテンのライティングも見直す必要があるかもしれません。
原因を考え目標を立てる→実行→リサーチして検証する→改善と、一般的なマーケティングサイクルでコツコツ続けていけばユーザーとの信頼関係も良い方向へ向かうのではないでしょうか。
webマーケティング施策とは何?
webマーケティングとは、お問い合わせの増加や商品の売上を上げるためには何をすれば良いのかを考え、施策を決めてウェブサイト上で実行する事をいいます。
- 自社サイトの訪問者を増やすにはどうすれば良いか
- サイト訪問者を顧客するにはどうすれば良いか
- ユーザーに再訪問してもらうにはどのような施策があるのか
解決方法の1つとして、SNSを活用したり、デジタル広告、リストを獲得してユーザー育成のためのメルマガ配信などユーザー層に合った対策をすることが大切です。
webサイトの更新、管理 はなぜ必要なの?
依頼していた自社のwebサイトがやっと公開されほっと一安心。
「やっと終わった〜!」「無事公開もされたし、あとは放っておこう!」と思っているweb担当者はとても危険です。
インターネットに公開された大切な自社サイトは家と同じです。
メンテナンスもせず放っておくと劣化し壊れてしまう可能性もあるのです。
「 WordPress」「プラグイン」「テーマ」「PHP」など、サイトに関わるあらゆるものをアップデートしたり点検したり新しいものに交換したり大切に守っていく必要があるのです。
iPhoneやPCも定期的にバージョンアップのお知らせが来ますよね。無視したままだとサポートされないアプリやシステムが発生しエラーが多発したりします。
ウェブサイトも同じです。
上記に挙げた「 WordPress」「プラグイン」「テーマ」「PHP」のバージョンが古いとエラーが起きたりするので定期的にアップデートが必要ですが、正しいアップデートの手順を踏めば難しいことはありません。
古い状態にしたまま放置すると、サイトの脆弱性につながりサイトの改ざんや大きな被害に遭ってしまう事もあります。定期的なメンテナンスでアップデートし最新の状態を保つことがとても大切です。
まとめ
本記事では、サイト運用とは何なのかを説明しました。
ウェブ担当者は「サイト運用の目的を知る」「現状の問題点や課題を把握する」「マーケティング施策とは何かを知る」「サイト管理の必要性」を理解した上で運用方法を計画していくことが大切だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。